- 仕事や人間関係で悩んでいる…
- 他の自治体が魅力的に見えるなぁ
- もっと都会(田舎)に行きたい!
- 公務員から公務員に転職した人の意見を聞いてみたい
こういった悩みにお応えします。
本記事の内容
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- ①公務員への転職は不利か
- ②公務員が公務員に転職する方法
- ③今の職場を辞めて、後悔しないためにするべきこと
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この記事を書く僕は、特別区で4年勤務したのち、郊外の市役所に転職した元公務員です。
働きながら公務員試験を独学で勉強し、市役所に転職した経験があります。
公務員から公務員に転職した僕の知り合い
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- 特別区→市役所
- 国家一般職(経済産業省)→市役所
- 市役所→都庁
- 県庁→市役所
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公務員から公務員に転職したネット上の方
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- 元ワーママ公務員きなこさん:(@Kinaco_Inu)
- りょうさん:(@ryo_113_ryo)
- とらねこさん
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僕だけじゃなく、多くの方が公⇒公を経験しています!
公務員辞めたい皆さま、公務員が嫌なのか今の職場が嫌なのか整理しましょー
転職の王道は「同業同職種」で、公務員のキャリアが最も評価されるのは公務員ですー
地域が変われば人の性質が変わる、都と区では権限が変わる、公務員も様々ですー— デモコ@出戻り公務員(転職4回w) (@komuin_return) November 1, 2021
公務員から公務員に転職したい方向けに、「公務員への転職が不利になるか」を解説し、「公務員から公務員へ転職する方法」についてまとめました。
この記事を読めば、公務員から公務員に転職する考え方や具体的な方法がわかるはずです!
公務員が公務員への転職は不利か
公務員が公務員に転職するのは不利ではありません。むしろ、有利になると思っています。
①一度、公務員試験に受かっている(筆記試験)
公務員試験はとにかく筆記試験のハードルが高いですよね。なぜなら、科目数が20以上あるからです。
しかし、一度公務員試験に受かっている人は、勉強方法を知っています。
それに試験勉強をした時から時間が経ったとはいえ、知識も残っていますよ。
公務員試験で勉強した内容を、知らず知らずのうちに実務でも使っていたからです(経済学はあまり使わないかもです)。
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公務員経験者は、新卒や初学者よりも50m先のスタートラインからスタートするようなものです。公務員経験者は大きなアドバンテージを持っていると、僕は思います。
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②公務員経験者は、即戦力です(採用側)
採用する側から考えてみても、公務員経験者は有利です。なぜなら、採用する側は、採用コストを最小化したいからです。
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- 新卒⇔公務員経験者
- 民間企業経験者⇔公務員経験者
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採用コストで見た時に、最もコスパがいいのは、
「公務員経験者>民間企業経験者>>>>>>>>新卒」なんですね。
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公務員経験者の方ならわかると思いますが、0から人を育てるのは本っ当に大変ですよね。
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- 電話の取り方
- 保留ボタンの押し方
- 起案文の書き方
- 通知文の書き方
- 伝票の切り方
- 議会答弁書の書き方
- 文書保管・廃棄の仕方
上記のとおりで、担当業務を教える前に身につけるべき基礎スキルが山ほどあります。
業務マニュアルを渡して、「はい、これ覚えて」ってわけにはいきません。わからないことがどうしても出てくるからです。
研修費用だってかかる
新卒のうちは、職場での教育(OJT)のほかにも、研修でノウハウを学ぶ必要がありますよね。自分の業務を一度立ち止まって振り返る必要があるからです。
しかし、この研修費用もバカになりません。講師を招くのだって、講師出演料がかかりますし、研修の企画や運営には人事課職員の人件費がかかります。
外部の研修なら、交通費だってかかるんです。
しかし、公務員経験者なら研修をカットできます。言うまでもなく、基礎スキルが付いているからです。
自治体にもよりますが、経験者枠で就職すると、新卒枠に比べて研修が少なくしているところもあります。
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以上をまとめると「公務員経験者=即戦力」です。採用する側にとっても採用コストという点で魅力的なんですね。
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公務員が公務員に転職する方法

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公務員経験者が公務員になる方法は、主に2つです。
しかし、人によってはもう2つの選択肢を検討してみてもいいと思います。
公務員への転職ルートは、主に2つ
公務員へ転職するルートは、以下の2つです。
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- ①通常の公務員試験:専門試験+教養試験+論文+面接
- ②社会人経験者採用:教養試験+論文+面接
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試験によって様々ですが、平均的には上記です。
①通常の公務員試験
1つ目は、通常の公務員試験に合格する方法です。
通常の公務員試験とは、筆記試験(教養+専門、論文)、人物試験(面接)がある新卒者向けの試験です。
新卒者向けといっても、20代後半までを受験可としている受験先が多いです。
受験資格を満たしていれば、現役の公務員でも受験できます。
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僕は、通常の公務員試験を受験して、転職しました。
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②社会人経験者採用試験
2つ目は、社会人経験者採用試験に合格する方法です。
社会人経験者採用試験とは、筆記試験(教養、論文)、人物試験(面接)がある経験者向けの試験です。
言うまでもなく、社会人経験者のみが受験できる試験です。
受験先によって異なりますが、平均して「民間企業等での経験が5年以上」としているところが多いです。
公務員への転職ルートはもう2つある
実は、公務員への転職ルートは前述のルートの他にもあるんです。
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- 育休代替任期付き職員枠に応募する
- 会計年度任用職員枠に応募する
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フルタイムにこだわらなければ、上記2つも選択肢です。
公務員経験者であれば、公務員には実は臨時職員さんが多いことを知っているはず。彼彼女らは、任期満了で退職になることは少ないですよね。
任期をまっとうした後は、任期を更新する場合がほとんどです。
実際にいたケース
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- 国家公務員を退職後、大学で保健師の資格を取得。その後、市役所の育休代替職員として通算10年以上勤務する女性(月収27万+ボーナス)
- 民間企業を定年退職して、市役所の育休代替職員として2年勤務する男性(月収25万+ボーナスあり)
- 民間企業を退職後、会計年度任用職員で5年働く女性
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上記のとおりです。
育休代替職員は、任期以外は通常の公務員と同じ給料です。にもかかわず、採用試験はSPI試験と面接のみ。しかも、任期はあってないようなものです。
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公務員経験者は、公務員の世界では引く手あまたです。選択肢を広げてみるのもいいかもしれません。
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今の仕事を辞めて、後悔しないために

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今の仕事を辞める前に、少しだけ考え欲しいことがあります。
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- ①今の仕事を辞める理由を深堀りする
- ②辞める以外の選択肢を考えてみる
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上記のとおりです。なぜなら、安易に辞めると、後悔するから。あなたの悩みは、仕事を辞めても解決しないことがあるのも事実なんですね。
①今の仕事を辞める理由を、深堀りする
辞めたい理由は人それぞれですが、大まかには下記なんじゃないかなと思います。
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- 働き方(労働時間、休みが取れない、労働環境)
- 人間関係
- お金(給料が低い、生活費が高い)
- 健康(肉体的・精神的につらい、通勤時間が長く睡眠時間が確保できない)
- キャリア(実現したい夢がある、仕事のやりがいが感じられない)
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上記のとおりです。
そして、人の悩みの9割は、下記のとおり分類できると言われています。
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- Health.(ヘルス):健康、美容
- Ambition.(アンビション):夢、将来、キャリア
- Relation.(リレーション):人間関係、結婚、恋人、会社
- Money.(マネー):お金
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上記の頭文字をとって「HARMの法則」といいます。(もっと知りたい方は人を操る禁断の文章術を読むと理解できます。)
HARMの法則にあてはめて自分の悩みを整理してみると、抜けもれなく悩みを出すことができますよ。
あなたの強みはなに?
自己分析のカギは、タグ付けです。自分のタグを明らかにする過程で、自分の価値がわかるからです。
- ポジション:商品開発、法人営業、生産管理、エンジニア、コンサルタント、広報、経理担当、人事担当
- スキル:英語、プログラミング、マーケティング、データ分析、会計、統計分析、財務、法令、文章力、写真
- 業種:IT、運送、製造、不動産、土木、化学、金融、保険、教育、福祉、医療、介護
- 経験:管理職、転職、転勤、異動、法人相手、海外赴任
- コンピテンシー(能力):コミュニケーション力、ルール順守、マナー、チームワーク、継続力、成長、リーダーシップ、課題解決
上記はタグの分類でして、5つのジャンルごとにあなたのタグを探していくといいです。
ポイントは、タグを掛け合わせることです。
例えば、「人事担当×英語×医療×管理職×成長意欲」のようにタグを掛け合わせると、あなたの価値が高まります。
ぜひ、「自分にはスキルがない」「自分は能力がない」と言わずに、タグ付けと掛け合わせをやってみてください。
転職サイトを利用するのもあり
しかし、いくら考えていても埒があかないこともありますよね。
そんな時はあれこれと悩まずに、転職サイトで自己分析してみるのも手です。
有名な転職サイトは転職サイト「ミイダス」ですね。登録無料なのでリスクゼロです。
②辞める以外の選択肢はないのか
①であなたの人格や悩みを分解したら、次に考えるべきはその解決方法です。
- 上司や同僚に相談
- 家族や友人に相談
- 担当業務を替えてもらう
- 異動する
- 休職する
- 転職する
上記のとおりです。実は悩みの解決方法って、辞める以外にもありますよね。
仕事がいやだから!人間関係がいやだから!といって、すぐに辞める必要はないかなと思うんです。
なぜなら、辞めるにもリスクがあるから。
次の就職先が決まらなければ収入はゼロになりますからね。
冷静になって考えてみてください。そのためにも孤独になってじっくり考える時間が必要です。
余談:僕が特別区を辞めたきっかけ
僕が転職を考えるようになったきっかけは「結婚」でした。幸いなことに、僕は26歳で結婚したんですね。
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- 料理
- 皿洗い
- 洗濯
- 掃除
- 買い物
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当たり前ですが、「家事」をやらなくてはいけません。将来的に子どもができれば、これに「育児」が加わりますよね。
生活に「余白」がなかった
職場から片道90分の場所に住んでいたので、生活は割とハードでした。
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- 5時45分 起床・朝食
- 6時30分 家を出る
- 8時00分 出勤
- 8時30分~17時15分 仕事
- 18時00分 退勤
- 19時30分 帰宅・夕食
- 20時30分 風呂
- 21時30分 自由時間
- 23時00分 就寝
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上記のとおりです。僕たちの生活には、余白や余裕といった時間がなかったんですね。
睡眠時間を削る。疲労がたまる。夫婦関係が悪化する。ストレスが溜まる。不健康になる。
家事や育児を考えた時に、「このままの生活スタイルじゃまずい」と思ったんですね。
でも、東京には住みたくなかった
「職場の近くに引っ越す」のも、選択肢のひとつですよね。
しかし、僕たちは「職場の近く=東京」には住みたくなかったんです。
なぜというと、精神が落ち着かないから。
たしかに東京って便利な街です。公共交通が発達しているから、車がなくても電車やバスでどこにでもいけます。商店街には活力があるし、娯楽施設もたくさんありますよね。
しかし、下記のデメリットをどうしても受け入れることができませんでした。
- 生活費が高い(家賃や教育費が高い)
- 人が多い
- 光が多い
- 騒音が多い
- 自然が少ない
僕の場合、上記の環境にいると発狂しそうになるほど苦しい。特別区を辞めて、職場を変える以外に解決方法がなかったんです。
まとめ:自分の人生を生きよう
特別区を辞めて思ったのは、「圧倒的に人生が豊かになった」ということです。
自分で決めて、自分で乗り越えて、自分で進んだという結果があったからです。
- 特別区に就職した理由:世間体、知名度、知名度、給料の高さ、東京にある、試験の難易度
- 転職を決めた理由:自己成長したい、自分のスキルを転職先で活かしたい、夫婦の時間を増やしたい、育児の時間を増やしたい
大学生の僕は、「外からどう見られるか」で就職先を選び、決めていました。
しかし、転職をする際の僕は、「自己成長できるか」「家庭の時間を増やせるか」で転職先を選び、決めました。
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つまり、他人の人生を生きるとつまらなくなり、自分の人生を生きると楽しくなったんですね。
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世間的には小さなことかもしれませんが、僕にとっては大きな成功体験でした。
あなたも、他人の人生ではなく、自分の人生を生きてみませんか?
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