[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#b0c4de” bgcolor=”” borderwidth=”3″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
- 頑張って入った、憧れの公務員。これで一生の安定を手に入れたと思った。
- 「公務員になれてよかったね」と、家族や友人にも褒められた。
- しかし、仕事が好きになれない。語弊を恐れず言えば、超絶つまらない。
- 「この仕事、やる意味あるの?」「先輩から任された仕事、実は3日で飽きた…。」と悶々としている…
- だけど、辞めなければ給料は年齢とともにあがって、平均以上の生活が手に入る。
- もしかして「公務員を辞めてたら損する?」「公務員を辞めるのはもったいない?」
[/st-mybox]
こういった悩みに苦しみ、もがき、逃げた経緯をご紹介します。
本記事の内容
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#b0c4de” bgcolor=”” borderwidth=”3″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
- ①市役所を辞めた理由
- ②「お金の不安」を消したら、仕事を辞められる
- ③公務員を辞めたい人に、アドバイス
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この記事を書く筆者の経歴
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#f3f3f3″ bgcolor=”” borderwidth=”3″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
- 2014年:東京都特別区に入庁(4年勤務)
- 2018年:郊外の市役所に転職(3年勤務)
- 2021年:市役所を退職
[/st-mybox]
わたしの経歴は上記のとおりで、区役所と市役所合わせて7年間、地方公務員として働きました。
前置きメッセージ
この記事を読むあなたは、多かれ少なかれ仕事のことで悩み、苦しみ、悶え、葛藤しているはず。
その「悩み」は、人間関係だったり、業務内容だったり、働き方だったり、人によって様々ですよね。
けれど、友人や家族に相談しようとも、なかなか相談できない。
なぜなら、単なる悩みじゃなくて、「辞めたい」とすら考えているから。
そして「苦労してなった公務員なのに、辞めるのはもったいないよ」と反対されるのが、怖いからです。
ただ、「つまらない」「辞めたい」「苦しい」と感じるのはふつうのことですよ。「つらい辞めたい」と言う知り合いも多いです。
その気持ちを塞がずに直視してみてください。
そして、そんなあなたの気持ちが、わたしにはもう少しだけ深くわかる気がします。
なぜかと言うと、わたしもあなたと同じように苦しんだ経験が2回もあるからです。
新卒で就職した特別区を4年で辞め、市役所に転職したあと、その市役所も3年で辞めています。しかも、「妻子がいるのに」です。
そんなあなたの悩みが少しでも小さくなればと思い、大変恥ずかしながら、わたしの生きざまを紹介します。
市役所を辞めた理由
働くうちに感じたのは、「理想の自分」と「現実の自分」とのギャップです。
「組織で働く」ことに、不向きだと気づいた
自分に「組織で働くことへの適性がない」ことへの気づきがありました。
たとえば下記。
- 電話を取るのが恐怖で、7年経っても慣れなかった
- 電話をかけるときは、台本を作らないと話せない
- 上司に話しかけるときも、台本を作らないと話せない
- 人前に出ると、汗だくになり、どもる
- スーツを着て、定時に出勤するのが苦痛
- 意味を理解できない仕事をやるのが嫌
- 1日8時間の労働がきつくて、午後は頭が回らない
- 昼休憩は、静かな部屋で横になって寝たい
- ギチギチのスケジュールが入ると、ひどく消耗する
- マルチタスクが苦手で、スケジュール管理ができない
- 仕事中に他人から話しかけられると、集中力が阻害され仕事にならない
- 隣の人の会話が気になって、集中できない
このような苦しみを認識しつつ、「いつかきっと治る」と楽観的に構えていました。
でも、いろいろと試しましたが、改善しなかったんですよね。
[st-mybox title=”” webicon=”” color=”#757575″ bordercolor=”#f3f3f3″ bgcolor=”#f3f3f3″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
私は「理想の自分」と「現実の自分」のギャップに苦しみ、現実の自分を見なかったことにして、「世間体」や「安定」に執着していました。
[/st-mybox]
恵まれていたからこそ、手離せなかった。
しかも、苦労して入庁した地元の市役所です。勉強も面接もそれなりに頑張りました。苦労して勝ち取った新天地です。
それに、人口15万人都市の田舎で人並みかそれ以上のの給料をいただける生活は、恵まれた環境だったと思います。
しかし、恵まれた環境を手に入れてしまったがゆえに、私は苦しみを自覚しながらも身動きがとれずにいました。
正直、心を壊す一歩手前だったと思います。
いっときの快楽で誤魔化すうちに、心身を壊す
なんとか仕事に向かうために、夜は毎日お酒を飲んで気を紛らせていました。
イヤなことがあった日の夜は、一人で晩酌しているにも関わらず、酩酊するほど飲んでいました。
お金遣いも荒かったです。
いっときの快感を得るために、服や旅行や趣味に大金をつぎ込み、散財していました。
そんなことでは現実が変わらないことも自覚していました。しかし、快感を求めずにはいられなかったのです。
そうして私は逃げるように市役所を辞めました。
縛られない生活が、実に心地よかった。
市役所を退職したあと、就職することなく、もっぱら「子育て」と「副業」に力を注ぎました。
[st-mybox title=”” webicon=”” color=”#757575″ bordercolor=”#f3f3f3″ bgcolor=”#f3f3f3″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
朝は目覚ましをかけずに起き、
子どもの朝食を作って食べさせ、
豆から挽いたコーヒーをゆっくりと味わい、
午前中はブログを書き、
昼はゆっくりと料理を作り、
子どもと公園に出かけ、
帰宅したら子どもと一緒に昼寝をして、
妻の帰宅時間にあわせて夜ご飯を用意し、
家族で食卓を囲み、
夜は近所の公共ジムで筋トレをして、
子どもと一緒にお風呂に入り、
家族全員で布団に入って子どもを寝かしつけ、
本を読みつつ、眠りにつく。
[/st-mybox]
もしかしたら「地味で退屈でつまらなそう・・・」と思う日々が、私にとってはものすごく充実した心地のいい時間だったのです。
私が本当に求めていたモノは、人並み以上にお金を稼ぐことでもなく、会社で出世することでもなく、安定した企業に就職することでもなく、人からスゴいなと思われることでもありませんでした。
「自分にとっての“幸せ”を自分で選んで生きること」
これでした。
そして、自分にとっての「幸せ」は誰かに与えられるものでもなく、降って落ちてくるものでなく、神様に祈れば叶うものでなく、自分で探し続けた結果、自分の内側から見つかるものです。
この当たり前すぎる事実に気がつくまでに、わたしは30年もかかった。
私はいつも誰かの目を気にして、カッコつけ、見栄を張り、理想と現実のギャップに苦しんでいました。
でも、今はちがうと心の底から言える。
圧倒的に暇な時間と、現実の自分を直視せざるをない環境が、私は変えたのです。
「お金の不安」を消すと、公務員を辞められる
「お金の不安」は幻想からくるかもです。
お金って思っているほど怖くないし、稼ぐ必要もないし、使う必要もありませんでした。
ひとつだけ質問があり、それが下記です。
[st-mybox title=”” webicon=”” color=”#757575″ bordercolor=”#f3f3f3″ bgcolor=”#f3f3f3″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
与えられた環境も物欲も、必要なお金の量も人によってちがうのに、正社員になって週5で働く必要ってありますか?
[/st-mybox]
もしかしたら「そんなの考えたことないや」と思うかもしれませんね。
わたし自身、一瞬たりとも考えたことがありませんでした。「できるだけいい学校に進学して、大企業に入って、週5で働く!」と思っていましたから。
でもね、この一見絶対的とも思える常識に対して、「それって本当か?」と問いを立てるべき。
なぜなら、「社会の常識」と「あなた自身の幸せ」は一致しないことがあるからです。
まずはここの問いに対して、明確なポジションを取るようにしてください。
その上で、公務員として働いている人へのアドバイスです。
公務員で、収入を増やすことは難しい
まずは収入から。
言うまでもなく、公務員が収入を増やすのは難しいですね。
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#f3f3f3″ bgcolor=”#f3f3f3″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
- 昇給する:①人物評価で高評価を取る/②昇任試験で合格する
- 副業する:①FX/②不動産投資/③iDeCo/④積み立てNISA/⑤投資信託/⑥仮想通貨/⑦文筆業
[/st-mybox]
公務員が収入を増やす方法は、上記のいずれかです。
公務員の昇給は、年に1回しかありません。副業は難易度が高めで、成果が出るまでに時間がかかりますよね。
公務員が収入を増やす手段は、昇給で年に1回きり。しかも、自分の力ではどうすることもできない要素がてんこもりの「人物評価」で昇給する号給が決まります。
要するに、公務員が収入を増やすのは難しく、しかもあがっても年に5,000~1万円程度とわずかです。
なので、収入をあげるよりも、支出を下げるほうがいい。そうすれば、実質的な収入アップが見込めるからですね。
言い換えると、公務員が目指すべきは「ムダを削る思考」を身につけること。
こちらのほうが難易度が低くて即効性も高いのでおすすめです。
しかし、ここでは社会の常識を徹底的に疑う姿勢が必要。なぜなら、社会の常識とあなた自身の幸せは一致しないからでしたね。これは先ほど述べたとおりです。
なので、「この支出って本当に必要?」とゼロベースで考えてください。
①固定費を下げた
その上で、固定費です。
固定費を最初にした理由は、もっとも削減する価値がある支出だからです。
固定費は、息を吸うだけで勝手に出ていくお金ですよね。
一度固定費を下げてしまえば、日々節約に追われることがありません。手っ取り早く効果が得られる節約です。
たとえば下記。
- 給料20万/固定費10万 → 固定費比率50%
- 給料20万/固定費9万 → 固定費比率45%
- 給料20万/固定費8万 → 固定費比率40%※これを目標
- 給料25万/固定費15万 → 固定費比率75%
- 給料25万/固定費12万 → 固定費比率48%
- 給料25万/固定費10万 → 固定費比率40%※これを目標
上記のとおりで、固定費と給料を比較して「固定費比率」を出してみてください。
計算式は「固定費 ÷ 手取り額」でOKです。
個人的な感想では、固定費の比率が45%を超えると、家計が苦しくなります。45%はぜったいに超えてはならないラインですね。
固定費のほかにも、食費や娯楽費が乗っかりますので。40%くらいがちょうどいいです。
共働き家庭でも、固定費は変えない
多くの人は、収入が増えると生活費をあげようとします。
- 昇給したから、家賃が高い部屋に引っ越す
- ボーナスが増えたから、新しくサブスクを2本契約する
- 結婚して共働きになったから、広いマンションにする
- 子どもが生まれたから、家を購入する
- 手当が入ったから、車を乗り換える
たとえば上記です。固定費は何もしなくても、必ず出ていくお金なのです。
「給料があがったのに、なんか生活が苦しい…」と状況になりかねないのです。
変動費以上に、必要性を吟味してあげるべきかなと思います。
参考:我が家の固定費です
- 給料45万/固定費15万 → 固定費比率33%
- 給料45万/固定費12万 → 固定費比率26%
- 給料45万/固定費10万 → 固定費比率22%※我が家の固定費
我が家の固定費は、上記太字の箇所です。
結婚して共働きになりましたが、固定費はあげませんでした。むしろ、むだな固定費を削減したほどです。
②借金をしなかった
住宅ローンや自動車ローンの借金がなかったのも大きいです。我が家では、家は賃貸で、車は現金一括で買いました。
しかし、多くの公務員は、かんたんに借金をします。
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#f3f3f3″ bgcolor=”#f3f3f3″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
- 公務員3年目になったし、300万の車を5年ローンで購入する
- 公務員5年目で結婚したから、3000万円の住宅ローンで家を買う
- 子どもの学費を捻出するために、奨学金を借りる
[/st-mybox]
上記のとおりです。借金をすべて否定する気はないのですが、借金以上のリターンが得られない場合はやめるべきだと思います。
家や車を買う前に「維持費」もちゃんと考えよう。
家や車を買うと、維持費がとんでもなくかかります。
たとえば、
[st-mybox title=”” webicon=”” color=”#757575″ bordercolor=”#f3f3f3″ bgcolor=”#f3f3f3″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
- 壁の塗り替え:60〜200万円(10年ごと)
- シロアリ予防:10万円(5年ごと)
- キッチンリフォーム:100万円(25年後)
- トイレリフォーム:100万円(25年後)
- お風呂リフォーム:200万円(25年後)
- 車検:10万円(2年おき)
- 自動車保険:5万円(1年おき)
- ガソリン代:3万円(1年)
- 駐車場代:5〜10万円(1年)
[/st-mybox]
ざっと思いつくだけでもこれだけかかります。
とくに一戸建ての家の維持費はものすごくかかりますよ。
本当に必要なのか?自分の収入に見合う価格なのか?
このあたりは、真剣に考えるべき問いかなと、思います。
最大のリスクは、環境変化に対応できない点
わたしが考える最大のデメリットが、柔軟性の欠如です。
たとえばですが、わたしの両親は「35年の住宅ローン」を組んでいました。夫婦共働きで、毎月10万ほど返済したそうです。
しかし、リーマンショックで事態は急変しました。父の給料が3分の1になったのです。
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#f3f3f3″ bgcolor=”#f3f3f3″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
住宅ローンの返済は続くので、仕事は辞められません。姉や僕も学生だったので、引っ越すこともできませんでした。幸いなことに、生活費を切り詰めて乗り切れましたが、当時の生活は苦しかったです。
[/st-mybox]
こういった両親の姿を見て育ったので、経験的に「借金=悪」というのが身体に染み込まれていきました。
借金がないと、身軽である
以前、わたしが勤めて区役所の先輩が、下記のようなことを発言していました。
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#f3f3f3″ bgcolor=”#f3f3f3″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
「住宅ローンを組んだし、一生この会社(=区役所)に奉公しなきゃ。異動先も激務部署だし、完全に首根っこをつかまれたわ。」
[/st-mybox]
発言の深い意味はわかりませんが、僕は背筋が凍りました。「うわぁ、、俺はもっと身軽に自由に生きたい」
上記エピソードが「可能な限り借金をしない生活をしよう」と決めた理由です。
もし住宅ローンを組んで一軒家に住んでいたら、辞めなかったと思います。
③世の中にはもっと自由な生き方があると、知った
日本人は、学校や家庭教育で「~べき」をたくさん刷り込まれます。
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#f3f3f3″ bgcolor=”#f3f3f3″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
- 学校は休まず登校するべき
- 部活は最後まで続けるべき
- 友だちはたくさん作るべき
- 大学には行くべき
- 大学を卒業したら、正社員になるべき
- 結婚したら、子どもを産むべき
- 家は買うべき
- 定年まで一つの会社で働くべき
[/st-mybox]
たとえば上記です。
僕は、この通りに生きていくべきだと思っていたんですね。
小中高は皆勤賞でしたし、大学にも行ったし、公務員にも就職しましたし、結婚して子どもも授かりました。
しかし、心の奥底には違和感もありました。なぜかと言うと「僕の人生を生きていない気がしたから」です。
しばらく自問して出てきたのは「自由な暮らしがしたい」でした。
好きな時に仕事して、疲れたら休んで、気が向いたら引っ越して。何にも縛られない暮らしをしたかったんですね。
原点は、高校野球での経験
高校では野球部に入部したんですね。一応僕が住んでいた県では、有数の強豪校でした。
初めて練習に参加したときには衝撃でした。何一つ、適当や妥協が許されないんです。アップにしても、キャッチボールにしても、捕球にしても。マジですべてです。
高校野球で得たものは大きかったです。なぜなら、人生でここまで本気になった経験がなかったから。
しかし、どうしても拭えないモヤモヤがあり、それは、「理不尽と思える精神論」と「徹底して管理された環境」です。
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#f3f3f3″ bgcolor=”#f3f3f3″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
- 理不尽に生徒を怒鳴りつける監督
- ムダと思える上下関係
- 決められた練習メニュー
[/st-mybox]
上記は一例ですが、過剰な競争に消耗して、心も身体も疲弊していくんですね。一応甲子園にも出場したのですが、正直、野球は楽しくなかった。
僕にとって高校野球は学びが多かったですが、上記は決して肯定してはいけないなと感じた部分です。
④参考にした方を紹介します
人生の視野を広げるために、参考にした方です。
なにおれさん(@lemologue)
ブロガーなら誰でも知っているマナブさん。新卒で海外企業に就職し、東南アジアで生活されています。
マナブさんの実体験から語られるエピソードは、生々しくて説得力があります。
クロネコさん(@NINJAkusokuso)
クロネコさんは、元作家の経営者でブロガーの方です。
日々Twitterで有益な情報を発信していて、学びになります。心に刺さる文章を書く達人です。
マナブさん(@manabubannai)
ブロガーなら誰でも知っているマナブさん。新卒で海外企業に就職し、東南アジアで生活されています。
マナブさんの実体験から語られるエピソードは、生々しくて説得力があります。
上記に加えて、僕は公務員を辞める前にたくさんの本を読みました。
別記事:公務員を辞めるか悩んでいた時に、読んだ本5冊【モヤモヤが解決した】をどうぞ。
まとめ:公務員を辞めたい人に、アドバイス
最後に「公務員を辞めたいと悩んでいる方」に向けて、2度の退職経験がある僕から少しだけアドバイスです。
- ①他者の価値観に触れる
- ②孤独になる
- ③時間を作ろう
- ④辞めた後のことを、考えてみる
- ⑤お金の勉強をしよう
- ⑥固定費を下げておく
- ⑦資産運用をはじめよう
上記は、退職する前に考えておくべきことです。
①他者の価値観に触れる
公務員で働いていると、視野が狭くなりますよね。公務員の世界がすべてではありません。
なので、思い切って違うコミュニティーに所属してみるといいと思います。
リアルが苦手でしたら、読書やTwitter、YouTubeで自分とはまったく違う世界に生きている人をフォローするのでもOKです。
僕は読書で気持ちが整理できました。
参考にした本は>参考記事:公務員を辞める時に、背中を押してくれてた本5選【忙しい人向けに読書のコツも紹介します】で紹介したので、気になる方はどうぞ。
②孤独になる
余計なノイズがあっては、あなたの心の声は聞こえません。
だから、孤独になる時間を作ってみてください。
ひとりになると、思考が深まります。
静かな場所で、自分の心の声に耳を傾けてみると、本心が聞こえてきますよ。
で、「孤独になる」とは文字通り、物理的に一人になることだけを意味しません。
精神的にも一人になる必要がある。ゆえに、思考の妨げとなるようなアイテムも排除しなければなりません。
たとえば、
[st-mybox title=”” webicon=”” color=”#757575″ bordercolor=”#f3f3f3″ bgcolor=”#f3f3f3″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
- スマホ
- パソコン
- SNS
- テレビ
[/st-mybox]
上記です。これらはあなた自身の内なる声をかき消すノイズとなるので、触っても見てもいけない。
その代わり、紙の本を読んだり、紙のノートにメモしたりと、徹底的にアナログ化するといいです。
③時間を作ろう
じっくりと腰を据えて考える時間が必要です。なぜなら、心の声は限りなく小さい音で、一瞬しか聞こえないからです。
考える時間を作るために、生活のムダを排除します。
生活のムダとは、あなたが惰性で続けている時間のことです。たとえば下記のような時間です。
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#ccc” bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”2″ borderradius=”2″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
- YouTubeを見る時間
- 毎日の着る服を選ぶ時間
- スーパーで買う食材を毎回悩む時間
- 行きたくもない飲み会に参加する時間
[/st-mybox]
こういった時間を浪費していませんか?実は、僕もそうでした。しかし、対処法があります。
生活のムダを削除する方法
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#ccc” bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”2″ borderradius=”2″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
- YouTubeを見る時間 ⇒チャンネル登録数を3つに絞る
- 毎日の着る服を選ぶ時間 ⇒着る服を固定化。服を3着に絞る
- スーパーで買う食材を毎回悩む時間 ⇒料理を固定化して、買う食材も固定化
- 行きたくもない飲み会に参加する時間 ⇒シンプルに断る(メールで)
[/st-mybox]
こんな感じで徐々にではありますが、一つ一つのムダと向き合った末に、です。
すると生活に余裕ができ、そして、思考にも余裕が出てきました。
④辞めた後のことを、考えてみる
あなたが辞める辞めないで迷うのは、漠然と不安に思っているからではないでしょうか?
たとえば、仮にあなたが今年度で公務員を辞めるとして、その後に起きる未来を具体的に列挙できますか?
そして、その未来に対処する方法を言語化できますか?
このあたりがフワフワしているから不安なんです。つまり不安とは、「よくわからないこと」に対して起きるんですね。
したがって、もし不安を感じているなら、徹底的に紙に書き出してみてください。
その際、その不安ひとつひとつに対して、具体的な対処法を考えましょう。
すると、「あれ?意外といけるかも…!」と思えることが実に多い事実に気がつくはずです。
⑤お金の勉強をしよう
公務員を辞められないのは「お金の不安」があるからです。
「お金の不安」も見えないから怖いのです。よくわからないから怖いのです。なので、徹底的に具体化しましょう。
辞めたあとにニートになる可能性があって、「そのニート期間をどう乗り越えるか?」を具体化してあげればいいです。
そのためにも、お金の勉強は必須です。
なぜなら、お金の知識は資本主義を生きる上で、必須の知識だからです。
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#ccc” bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”2″ borderradius=”2″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
- 給料/源泉徴収/ボーナス/社会保険料/控除
- 投資/資産運用/iDeCo/積み立てNISA/投資信託/ドルコスト平均法/為替/インフレ・デフレ
[/st-mybox]
こういった税金の用語や経済用語は人に説明できるレベルで身につけておくといいです。
資産運用については別記事:お金を増やしたい地方公務員は「iDeCo」や「つみたてNISA」をやるべき4つの理由で解説したのでどうぞ。
⑥固定費を下げておく
経済的な自由度を上げるために、ムダな支出を下げておきましょう。
繰り返しますが、とくに固定費を下げておくのがおすすめです。息を吸うだけで消えていくお金を下がられれば、効果が大きいからです。
[st-mybox title=”” webicon=”” color=”#757575″ bordercolor=”#f3f3f3″ bgcolor=”#f3f3f3″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
- 電気:東京電力 ⇒みんな電力
- ガス:都市ガス ⇒楽天ガス
- 家賃:収入の2割以下に
- 通信費:キャリア ⇒格安SIM
- 車:ひとまわり小さい燃費のいい車に乗り換え
[/st-mybox]
今の時代は、スマホ1台で契約ができます。
知ってるか知らないか、やるかやらないかで、人生の自由度は大きく変わります。
⑦資産運用をはじめよう
公務員は安定しているので、資産運用や投資とは縁がないと思っている人も多いはずです。
しかし、公務員であっても資産運用をすべきだと、僕は思っています。
なぜなら、その「公務員=安定」が徐々に崩れていっているからです。
詳しくは下記の記事が参考になります。
最大のリスクは、挑戦しないこと
「仕事がつまらなくて、成長しない気がする…。」と悩んでいる方に向けです。
「本当は公務員を辞めたいけど、リスクあるからとりあえず続けるか…。」と考えること自体が、リスクだと思います。
国家公務員の退職者が増えている一方、地方公務員志望の大学生が増えている件。
「公務員・安定」も幻想かもしれません。
急速に進む少子高齢化、増える社会保険料、年々減っていく給料…安定する要素が見つかりません。
安定したいなら副業などで収入を分散したほうがいい。https://t.co/wHT91IJkzi— ツルオカ/元公務員×ブログ (@Tsurulog6) September 1, 2021
安定・安泰の代名詞であった公務員でも、退職する職員がここ数年で4倍に増加しています。
さらに、財政が悪化した自治体では「早期希望退職制度」を導入して、公務員の定年前退職を促しています。
下記は具体例です。
国家公務員の早期希望退職制度は全体の3%ほど。あまり制度は普及していません。原因は「再就職が難しい」「生活の目途が立たない」から。
退職金を多めに渡されても、スキルがないから転職できない。住宅ローンがあるから、辞められない。
若いうちから行動するべき。https://t.co/kS2hLHpA6q— ツルオカ/元公務員×ブログ (@Tsurulog6) September 1, 2021
早期希望退職制度はあまり普及していません。わたしが思う理由は上記ツイートのとおりで、「公務員=一生安泰」は幻想かもしれませんね。
わたしが思うリスクヘッジは下記です。
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#f3f3f3″ bgcolor=”#f3f3f3″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
- 若いうちからたくさんの行動して、自分の価値を上げておくこと
- 資産運用をして、お金を蓄えておくこと
- 副業などで、複数の収入源を作ること
[/st-mybox]
若いうちにたくさん挑戦しつつ、失敗しておくと、後々の人生が楽になると、僕は思っています。
働いていて違和感を感じたら、言語化してみる。
小さなモヤモヤを感じたら、メモしておいてください。僕は「変だな、おかしいな」と感じたことは、Wordに記録していました。
いちいち言葉にしてみる。その後で、「なぜ?」をぶつけてみる。
すると、自分の気持ちが鮮明になっていくんですね。その蓄積があなたの価値観となっていきます。
もしもあなたの価値観がわからないなら、第三者に聞いてみるのもいいです。
ムリならアプリでもOKです(参考:ミイダス(無料診断))
一時の感情で公務員を辞めてしまう前に、冷静になって考えてみるといいかもしれません。